タイ沼でも推し活疲れの人増えてない?私の実体験と対処法を解説

皆さんはどんな推し方をしていますか?最近よくタイ沼民の間でも「推し活疲れ」の言葉を聞くようになりました。
私も実はそう、ちょっとしんどいなと感じ始めて一旦落ち着こう…そう思ってゆるりとこのブログをはじめました。

今回は「なんだかしんどくなってきたな」って思っている方に、少し心にゆとりをもって推しと向き合ってもらいたいなという気持ちを込めて書きます。
最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
それって身の丈にあってる?今のタイ沼推し活の実態とは

ここ数年のチケット代やタイバーツのレートの変化で、タイ沼の推し活事情もかなり変わってきたなと実感しています。
皆さんは、生活に支障のない予算内で推し活が出来ていますか?
お金がいくらあっても足りない?オタクのお財布事情

ほとんどの推し疲れはこのパターンが多いのでは?
最近のチケットの高騰でタイ界隈もかなりお金がかかるようになってきました。
ファンミーティング1回につきチケットは1枚20,000円前後、さらにアップグレード、有料のベネフィットを合わせると約4万、それが昼夜参加となると約4万×2公演で計8万かかる場合もざらにあります。

は?1日で8万とぶってどんなイベントやねん?
タイ沼界隈以外の人から声が聞こえてきそう…

さらにグッズを購入したり配信を購入したら、その1回のファンミーティングに10万近くかけていることに。
もちろんプラス旅費も必要だから、遠征組はこれにさらに~5万くらいかかっているのではないでしょうか。

チケット代金は正直だんだん上がっていて、アップグレード席や課金スタイルも増えてきて、これ以上の価格帯になったら私はもう行けないかも…と正直思っています。
それは極端な例なのですが、現状はたぶんこれに近い価格帯になっているのは間違いないです。
SNSの見過ぎで沼にはまっていく

知らず知らずのうちにみんながはまりやすいのが「SNS」
SNSで流れてくる他のファンの推し方に影響されて感覚が鈍ってくること。
毎週海外に飛んだりしている方もいらっしゃいますし、トプスぺイベントに参加する日本人もたくさんおられます。
そのほかにも、フォロワーさんやFMで仲良くなった方たちとやり取りするうちに
「みんな行くし次回も絶対行かないと!」のようなマインドに知らず知らずのうちになってしまいます。

私も一時期これだったんだよね。当たり前のようにグッズも買ってたし、みんな両部参加してるから私も‥‥みたいに感覚麻痺してた

わかるよ。SNS見ると「今からタイ行ってくるね」みたいなポストが毎日流れてきて「私もいつか行きたい」って思ってた。経済的に全然無理だけど(泣

みんなが買っている、みんなが行っている・・・・そんな様子をSNSで見ると「私も買いたい、行きたい!」という心理になってしまう罠が潜んでいます。
これは本当に知らないうちにはまっていく人が多いです。
この記事を読んでいる方が「私もそうかも・・・」って思うことがあったら、一度SNSをお休みしてくださいね。
毎週海外に行く人はそれ以外の時間で相当頑張って仕事をされているでしょう。何かを犠牲にしているかもしれません。
そんな「負」の側面もあることを心の中に止めておいてください。
たくさん買うことを優遇してくるタイの売り出し方の闇

「トップスペンダー制度」これはタイ俳優を推すようになって初めて聞いたワードでした。
とてもタイの売り方の特徴的なところだと私は思います。
結局は「たくさん買ったら他の人が経験できないような特別なイベントがあるよ」という条件を盾にたくさんお金を使わせている売り方なんですよね。
すべてを否定するわけではないのですが、私がタイ沼にきてその実態を見た時、正直感じたのは「○ストに貢いでいる金持ちみたいだな」ということ(あくまで参加されていたタイ人の方への感想です)
そして現状をだんだん知るうちに、金持ちばかりが参加しているわけではないんだなとも理解するようになりました。
この売り方は正直天井がないので、毎回行きたくなっている人はお金がいくらあってもきりがなくなってしまう闇があります。
私の「推し活疲れ」実体験

私もこの2年でかなりのお金も時間も推し活に費やしてきた一人です。
昨年1年だけでも、タイ、K-POPのイベントに2か月おきに参加し、東京、大阪、韓国にも行きました。
グッズも買い、参加していないイベントのグッズや写真集など、ファンミーティング以外にも休む暇がないほど供給が多くて…

おそらく年間60〜70万くらいは使っていました。
韓国は一回行くのに全て入れたら20万くらいかかっていたし、チケット代の総額だけで年間30万くらいかかりました。
冷静に考えると自分やばいなって思う

1度のファンミーティングに20万、かなり贅沢な趣味になってしまっていることに反省しながらも
当時はまた次のファンミが決まっていたりして、抜けられないループにはまっていました。

そこでちょっとSNSを離れた時期があって。
使いすぎたお金は戻らないけど楽しい時間を過ごせたのも事実。だから後悔はありません。
ただ、やはり自分の人生のもっと大切なことに使いたかった…とも同時に深く反省しました。
このブログを始めたのも、お休みしていた時期にWEBデザインやライティングを勉強していたことがきっかけ。
学んだことをブログならアウトプットできると思い始めました。
このブログで伝えたかったこと
境遇は人それぞれ・それぞれの推し方がある

ファンとひとくくりに言っても、収入も住んでいる環境も仕事も家族構成も違うので、同じように推すなんてほぼ無理なんですよね。
お子さんがいたり、仕事が休めなかったり、毎回遠征しないといけない地方に住んでいたり‥‥私のフォロワーさんにもそんな境遇の方はたくさんいらっしゃいます。

私も毎回飛行機使ってるから正直キツイ‥‥東京遠いよ泣
自分の生活を一番に、自分と自分を大切に思ってくれる人を大事にする、私はこのことを自分の推し活ルールとしています。
生活が破綻するような推し方をしている人はまだこのタイ沼界隈ではいない気がします。
実際は他の界隈のオタクではよく聞く話ですよね。私の周りにも「大丈夫かな?」と心配になるくらいのめりこんでいる同僚がいます。

少し冷静になって自分の推し方を定期的に振り返ってね。使いすぎかなと思う人は支出もしっかり管理しよう。
SNSは適度に・依存は禁物

先ほどもSNSについては触れましたが、深みにはまってしまう危険があるのがSNSです。
タイ沼は特に俳優さんの情報収集のメインがSNS(主にX・旧Twitter)なのでどうしても気になって毎日チェックしてしまいますよね。
俳優さんの新しいイベント情報やドラマの情報などはSNSでしか得られないので、私も毎日チェックしています。
ただ、これもマイルールとして
- 必要な情報が得られたらやめる
- 数人のフォロワーさんの投稿だけを見る
ということに限定して、関わりのない方のポストが流れてきても気に留めずスルーしています。
ブログを書いているので発信をするのに必要な最新情報を各公式アカウントをチェックしたりしていますが、それ以外は基本見ていません。
推しの公式アカウントも以前と比べると毎日チェックしなくなりました。ひとつ残らずチェックしなくてもいいんですよね。疲れない程度に見ています。

SNSを見るときにはマイルールを決めておくといいよ!
初心者さんに伝えたいタイ沼の楽しみ方
ここまで推し活疲れについて書いてきました。
もしかしたら「タイ沼怖い‥‥とんでもないとこに来ちゃった‥‥??」と感じている人が出てきそうで心配です(自分で書いていてスミマセン
私のブログは「タイ沼推し活の楽しみ方」を初心者の方に伝えたい、というコンセプトなので、このまま「怖い」という印象で終わってしまっては不本意…
そこでまずは他の界隈から来たタイ沼初心者さんへ伝えたいことがあります。
元ジャニ、K-POPから流れてくるファンに伝えたいこと

私もK-POPに推しているグループがあり、8年くらいファンクラブにも入って応援しています。
どちらのファン事情もそこそこ理解しているつもりで話していきます。
課金する推し方の違い
タイ俳優のファンミ現場ではよく「元ジャニに推している子がいた」「K-POPにも推しがいる」という方にたくさん会ってきました。
ジャニやK-POPのようにCDを複数枚購入(積む)したり、複数形態のCDを買い揃えたりというお金の使い方はタイ沼ではありません(トプスぺのイベントでない限り同じものを複数積むことはありません)
握手会参加のためにCDを積む、SNSでよく見かけた光景ですね。
それでも抽選ですから、K-POPのほうがアイドルに会うハードルはまだまだ高いように感じます。

タイ沼にくると間近で憧れの俳優さんを見ることができて、さらに写真も一緒に撮れたりハイタッチもできたり
今まででは考えられなかった距離で推しと会うことに舞い上がってしまうと思うんです。

私も初めてハイタッチで推しさんが目の前に立った時は、それまでの推し活で味わったことがないくらい感動したー
舞い上がっても冷静に、予算内で推していこう
先ほども紹介したように課金するとベネフィット(抽選もあり)で一緒に撮影できたり近い席になったりMeet&Greetで話すことができたり、俳優さんと距離が近くなれるのがタイ沼の良さでもあるのです。

K-POPアイドル推してた時と全然違う!距離近くて嬉しくて、毎回ツーショット撮ってるよ!

ツーショット魅力的だよね。せっかくなら私も撮ってみたい♡
こんな風に思う人も多いと思います。実際私もほんとにこの状態で、毎回有料べネには応募するし、推しと何度も一緒に写真を撮ることができています。
近くで写真が撮れるからと何回も高額のべネに応募したり、1分トークの権利を何度も購入してしまったり‥‥
他の界隈からきた方で多いのがこのケースなので気をつけて!
ジャニやK-POPでは味わえなかった高揚感があるので、つい沼ってしまいがちなんです。
予算内で推せるよう、課金するコンテンツにはくれぐれも気をつけてください。
身の丈に合った推し方でこれからも楽しもう
さいごに
私はこれからも俳優さん推しは続けていくと思います。根っからのオタク気質なので、たぶんやめられないと思うんで。
でもこの2年楽しいこともたくさんあったけど、反省するところもたくさんあったので、今はしっかり予算とルールを決めて推し活しています。

現場行って実際に推し俳優さんに会うのはやっぱり楽しいし、推し友もできて楽しく推し活ができることに幸せを感じています。
ちょっと疲れてきたな、と思ったら少し休めばいいんです。
そのきっかけはいつ来るかわかりません。さめてくるタイミングなのかもしれません。
大事なのは自分、このことだけはしっかり守ってください。

癒してほしい、元気が欲しい、そんなときに力になってくれるのが『推し』です。
あなたにとってプラスの原動力になってくれるなら、推し活も悪くないと思います。
定期的に振り返りながら、無理をせず推していけたらいいですね。