日本で開催されるタイ俳優のファンミーティングについて思うことを正直に書いてみた
タイ俳優やドラマのファンミーティングに参加した回数はこれまで20回以上、そんなブログの中の人が今のタイ俳優ファンミの現状を正直に書いてみました。
あくまで個人的に思うことなので、こうなって欲しいなという前向きな期待を含めた記事になっています。
タイ俳優ファンミ1回参加するのに3〜4万の世界ってどうよ?
といきなり核心をついていきますが、ファンミを語る上で真っ先にオタクが言いたいのはこれだと思う。
私が参加してきた2年強だけでもファンミーティングのあり方がかなり変わってきていて、中でも一番顕著なのがチケット代金なのです。
チケット代の高騰がオタクを圧迫している
タイ俳優やタイドラマのファンミーティングはほぼ毎月開催されていて、主に東京、たまに大阪や他都市といった感じです。
私は地方住みなので新幹線はマスト。宿泊もマストの為、ファンミーティング遠征1回で6万ほどかかっています。
東京は会場も選べるから開催しやすいのはわかる。でも毎回東京は遠征組にとっては辛い。
友達の中には飛行機で来る子もいるんだけどお金も時間もかけてくるなんて、かなり大変だよね。
チケット代金ですが、私が行き始めた頃から比べると5000〜6000円ほど上がってきました。
2024年に開催されたファンミーティングの主なチケット代はこんな感じです。
最近はチケット代にプラスして
- 席のアップグレード代金(一般チケット+5,000円程が相場)
- ベネフィット代金(10,000〜20,000円が相場/特典内容による)
が加算され、一回のファンミーティング参加➕ベネフィットを合わせると3〜4万になることはスタンダードになってきました。(2024年末時点)
ベネフィットはありがたいけど流れ作業
ベネフィット、と聞いて最初はピンとこない方も多いでしょう。タイ界隈では一般的です。
本国タイのイベントはベネフィット込みのイベントチケットが販売されています。
例えばこんな感じで、高いチケットを買った人は良い席に座れてさらに俳優さんとツーショットが撮れたりサインポスターが貰えたりなどの特典があるのが【ベネフィット】と呼ばれるものになります。
ただ、日本だとだいたい公演が昼夜の2回ということもあり、時間的な制限から
- サウンドチェック
- ハイタッチ(最近はお見送り会
- 有料の撮影会
- ランダムのフリー特典(主にポスター渡しやmeet&greet)
が1公演でワンセットになっているケースが最近は多いです。
昼夜2回公演だと正直これ以上無理、スケジュールはパンパンです(時間が押すこともしばしば…)
昼夜参加の場合、私たちもご飯食べる暇なく一日過ごすことが多いけど、俳優さんは間少しでも休ませてあげてよって毎回思ってる。。
正直、ここ最近はベネに対するファンの不満も多い。その理由はだいたいこんな感じ。
“はがし”が度を越している!ハイタッチの最中に背中を押されたり腕掴まれたりは結構ある(怒
ツーショットも【画面録画NG・ 俳優は立ち位置動けない・目をつぶってしまったけど泣き寝入り・画像データ紛失】など最近は問題だらけ。
運営は数をこなすのに必死になってまるでベルトコンベア状態。。こっちはたった1枚、数秒のために万以上のお金を出しててガッカリすることも。
実際私も何度も現場に行っていますが、「運営側もっと顧客満足考えた方がいいぞ」と思うことも多々ありました。
それでも推したちは謙虚にずっと笑顔で私たちを迎えてくれて、、、推しには特大の感謝しかない。
タイ沼ファンミのイベント会社は様々な形を模索中で発展途上
ファンミーティングの内容やベネフィットもここ数年でいろいろ経験しました。
- ランダムだがベネフィットの種類がいろいろある(2+1撮影・ミーグリ・手渡しなど)
- 撮影秘話などその場でしか聞けない話を引き出してくれる
- 歌を歌ったり(持ち歌は最高)特技を披露してくれる
- プラベ写真などを持ってきてくれる
- 司会者のまわしがスムーズで楽しい
- 司会者と推しが立って話しているだけの時間が長い(映像など無
- 物販スタッフに特典の情報が行き届いていない(○円以上で〇〇などが人によってバラバラ
- 推しにダンスをさせるが後ろのモニターを見ながら踊るためファンは推しを後ろからしか見られない
- 司会者が通訳もする
- 意味不明なゲーム多い
- 変な日本語教える
- 有料ベネフィットは流れ作業
- ハイタッチの案内がされないまま終了
- ハイタッチの剥がしが強い(立ち止まっていないのに背中押される
- 写真出来るのが1ヶ月後、告知なし
- 有料ベネの写真データ紛失(損傷
私が参加して経験しただけでもこんな感じ。
終わった後のフォロワーさんたちも似たような感想だったからきっとみんな思っていたはず。
運営会社によってもかなり違いがあるよね。当たり外れがある。
同じ運営会社でもここ2年で内容も変わってきていますが、良くなったことも悪化したなと感じることも正直両方あるんですよね。
模索しながらやっている、私はこんな印象を持っています。
私がファンミーティングに行き始めた当時は「お金とっててこんなゆるゆるなイベント運営でいいの?!」と驚いていましたが、今ではすっかりそんな体制にも慣れてしまっています(笑)正直、これで20,000円前後のチケット代は見合っていないのでは?と思うところもあります。
もちろん、タイから俳優さんたちやスタッフさんが来てくれての公演だというのは重々承知で、それでも決して安くはないチケット代に見合う満足感を私は期待しています。
より良いイベントでみんなが満足できるような企画や運営をイベント会社には期待しています!
タイ本国のイベントと同じじゃないのはなぜ?
タイ俳優が来日する、日本のファンに会いにきてくれるのはとても嬉しいですよね。
でも日本だとなぜこんなにチケット代が高くツーショットなどの満足度も低いのでしょうか。
チケットは良い席に人気が集中 低価格&ベネ無しは売れない?
そもそもタイの俳優のファンミに参加する時点でライトなファンではないですよね笑
はるばる日本全国から会場に来ているわけですから、貴重な1回の日本公演に惜しみなくお金を使ってしまう。
だからこそ席は抽選にする方が売れやすくチケットが捌ける、私はこう考えています。
S席A席、みたいな販売方法をとってる公演もあったけどツーショット&前方確約のS席はあっという間に完売、A席は売れ残ったケースも経験したよ。ちょっと複雑だったな。
- 会場も広くないためチケットを分けるにしてもせいぜい2〜3種類
- 時間的な制限からベネフィットも多くつけられない
このような点から、タイでの公演やチケット販売方法が異なるのではないでしょうか。
以前は公演前のサウンドチェックもあまり無かった気がするけど最近は多いよね。タイ本国でするイベントみたいな内容が今後も追加されたら嬉しいね。
あと、タイとの違いはこんなことからも分かります。
物販や通販のサービスが日本のそれと違いすぎる
物販や通販のノウハウがない会社(または慣れていない会社)が委託されているのか、イベントの物販関係はかなり問題ありです。
SNSなどでもよく目にするトラブルとして
- 商品が届かない
- 送料を追加請求された(送料が高い
- 間違ったものが入っていた
- 数が足りなかった
- 問い合わせても返事が来ない
など、これは一例ですが実際私のフォロワーさんが経験しています。
公演前のグッズ販売も運営会社によって当たり外れあり。ちゃんと届くところもあるんだけどね…
数ヶ月経っても音沙汰無し、みたいなときもあるようで「日本のファンはなめられてる怒!」といった声もSNS上で目にします。
それでも推しに会いたくなる。それがタイ沼笑
ここまでいろいろ語ってきましたが、ファンミーティングを開催してくれて推しと日本で会えることはすごく恵まれて幸せだと思っています。
この俳優さん好きになった→ファンミーティングが決定→来日 みたいな図が当たり前に出来てきて。日本は本当に恵まれています。
運営会社には期待を込めてこれからも私は公演の感想などは伝えていこうと思っています。トライ&エラーを繰り返しながら顧客満足にも注力していただけたら、もっと素晴らしいファンミーティングになるでしょう。
こんな感じで私の推し活はこれからも続きます笑
一緒にタイBLの世界に浸りながらファンミーティングにどんどん参加しましょうね!